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研究.net ホーム > 研究現場レポート > 世界に誇る水処理の技術 オルガノ株式会社

世界に誇る水処理の技術

01.水ビジネスとは
02.オルガノ株式会社の事業紹介
03.オルガノ株式会社の歴史と将来ビジョン
04.これからの技術動向と求める人材像

最近、水ビジネスについてのTV特集や新聞記事が多くみられるように、水を取り巻くビジネスが世界的に注目されています。日常生活においてすぐ思いつくのは、「ペットボトルの水」ですが、水ビジネスはそれだけではありません。私たちの生活をはじめ、様々な産業分野に関わりがあり、世界規模の大きなビジネス分野なのです。
しかし、そのビジネスの実態はとても見えにくいのが現状ではないでしょうか。今回の特集は、水ビジネスの全体像の紹介を踏まえ、世界に誇る日本の技術「水処理」に焦点をあて、水処理分野の代表的な企業であるオルガノ株式会社を紹介します。

水ビジネスとは

まず、水ビジネスとはどのような種類があるのか、そこから整理してみます。
生活や産業に関わる水は、大きく次の6種類に分類されます。

このように水ビジネスはとても範囲が広いことがわかります。また、地球上の水資源のうち、97.5%は海水。実際に人類が利用できる淡水は0.01%と限られています。一方、世界の人口増や都市化・工業化により水需要は増え続けています。つまり、水は石油と同じように貴重な資源なのです。
では、水ビジネスの市場はいったいどの程度あるのでしょうか。

世界水ビジネス市場の分野別成長見通し

分野 2007年 2025年
市場規模(兆円) 割合 市場規模(兆円) 割合
上水 17.2 48% 38.8 45%
海水淡水化 1.2 3% 4.4 5%
工業用水・工業下水 2.4 7% 5.7 7%
再利用水 0.1 0% 2.1 2%
下水処理 15.3 42% 35.5 41%
合計 36.2 100% 86.5 100%
(出典)Global Water Market2008 及び 経済産業省試算 (注)1ドル=100円換算

世界水ビジネス市場は、2007年時点で36兆円です。注目すべきはその成長率。2025年には87兆円と、倍以上の成長率が見込まれています。
2007年時点では、上下水だけで9割近くを占めます。
一方、市場の成長性としては、相対的にハイテクが多い再利用水、海水淡水化、工業用水の分野が高くなっています。国内においても、これらの分野への水ビジネス関連企業の進出拡大が期待されています。
以上、まずは水ビジネスの全体像の紹介でした。
では、実際、この水ビジネス市場においてビジネスを展開するオルガノ株式会社を紹介します。
今回、取材にあたりオルガノ株式会社 経営企画部 企画グループ 七海さん、新田さんにお話をお伺いしました。お二方ともに、元エンジニア。現場の経験も踏まえたお話しです。

 
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