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世界に誇る水処理の技術

01.水ビジネスとは
02.オルガノ株式会社の事業紹介
03.オルガノ株式会社の歴史と将来ビジョン
04.これからの技術動向と求める人材像

これからの技術動向と求める人材像

■これからの技術的課題

今後、さらに水の回収・再利用といったリサイクル技術のニーズが高まると考えています。リサイクル技術で大きな課題となるのは、リサイクルするにもエネルギーが必要になるということ。設備・装置導入にあたってのイニシャルコストを抑えるのも必要ですが、リサイクルに要するランニングコストの削減も重視されます。
リサイクルのためには、ポンプで水を送りろ過装置等を通ります。そのため、ポンプの動力源としての電気が必要となります。つまり、水を回収すればするほど電力が必要となり、発生が増大するというジレンマがあります。
そのため、回収率が向上してもさほど電気を要しないバランスのとれた省エネルギー型の装置開発が研究課題となっています。

開発センター(相模原市) 研究棟 実験風景

■求める人材像

最後に、研究開発部門で長年キャリアを積み、現在、経営企画部の企画グループに所属する七海さんからのメッセージも含め、求める人材像についてご紹介します。
「顧客から求められていること、他社と差別化できる当社の特色を常に考えながら研究・開発をしてもらいたいと思っています。
研究・開発は営業・設計・製造部門とのコミュニケーションをとりながら進められます。広い視野をもって様々な人と意見交換し、たまには衝突しながらも、結果として魅力あるものづくりができると考えています。
また、技術的な分野としては、例えば、工業化学・機械工学・衛生工学・都市工学などが該当します。化学から機械知識まで幅広い分野が求められるので、当然、入社して仕事をしながら身につけていくことになります。
オルガノでの大型水処理装置開発のステップとしては、まずビーカー実験レベルから始まり、連続処理可能な小型の実験装置を開発します。これをパイロットスケールと呼びます。このパイロットスケールを顧客の工場等の現場に持ち込み、テストを繰り返します。そのパイロットスケールで実装置へスケールアップするためのデータを収集します。導入した装置が正確に動作し、要求される水が安定的に供給できるか、実験・分析を繰り返します。まさに現場で汗をかいて機能と性能を確認することになります。そして、この一連のラボからパイロットスケールのテストは、たいていは同じ開発者が携わります。化学から機械の知識まで必要な理由はここにあります。顧客のニーズを聞きながら開発し、自分で手がけた製品が納品されることは大きなやりがい、達成感につながります。」

【ある研究開発社員の一日(出典:オルガノ株式会社ホームページ)】

【書籍のご案内】

オルガノ株式会社 社員執筆による水処理に関する書籍。
水処理技術についての入門編としてわかりやすく解説しています。

今日からモノ知りシリーズ「トコトンやさしい水処理の本」

定価(税込):1,470円  編者:オルガノ株式会社 開発センター
出版社:日刊工業新聞社  ISBNコード:978-4-526-06374-9
発行月:2009年12月

【会社概要】

商号 オルガノ株式会社(ORGANO CORPORATION)
所在地 東京都江東区新砂1丁目2番8号
代表者
代表取締役社長兼CEO 橋本 喜代志
代表取締役兼専務執行役員 鬼頭 和夫
決算期 3月31日(年1回)
創立 昭和21年(1946年)5月1日
資本金 8,225,499,312円
従業員数 663人(平成22年3月末現在)
ホームページURL http://www.organo.co.jp
採用サイトURL http://www.organo.co.jp/recruit/recruit.html
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