
パイオニア株式会社
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企業名 | パイオニア株式会社 |
企業名カナ | パイオニア |
所在地 | 〒113-0021 東京都文京区本駒込2丁目28番8号 文京グリーンコート |
業界名 | 電気機器 |
資本金 | 91,731百万円 |
社員数 | 17,046名 |
創立・設立 | 1947年5月 |
決算期 | 3月末 |
経営状況
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 | 単位:百万円 |
決算年月 | 2012年3月 | 2013年3月 | 2014年3月 | 2015年3月 | 2016年3月 |
売上高 | 436,753 (100%) | 451,841 (100%) | 498,051 (100%) | 501,676 (100%) | 449,630 (100%) |
経常利益 | 9,863 (2.3%) | 812 (0.2%) | 5,111 (1.0%) | -2,915 (-0.6%) | 7,250 (1.6%) |
純利益 | 3,670 (0.8%) | -19,552 (-4.3%) | 531 (0.1%) | 14,632 (2.9%) | 731 (0.2%) |
研究開発費 | 34,590 (7.9%) | 33,671 (7.5%) | 26,891 (5.4%) | 28,196 (5.6%) | 24,804 (5.5%) |
(百万円) | 売上高 |  |
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(百万円) | 経常利益 |  |
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(百万円) | 純利益 |  |
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左軸 : 金額(百万円) 右軸 : 売上高比率 |
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ホームページURL | http://pioneer.jp/ |
プレスリリースURL | http://pioneer.jp/new/?ref=toptab |
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※この情報は有価証券報告書から転載しています。
企業情報については原則として2016年03月期の有価証券報告書に記載されている情報です。
最新の情報については企業のWebサイト等でご確認ください。
数値は連結財務諸表より引用しています。地域、事業内容などのセグメントに変更がない場合、
最大5期前までの推移も合わせて掲載しています。 |
パイオニア株式会社(以下「当社」という。)は、当社および当社の関係会社(以下「当社グループ」という。)の事業を、「カーエレクトロニクス」および「その他」に区分しています。 当社グループの各事業の生産販売体制につきましては、生産に関しては当社および当社の生産体制と一体となった国内外の製造子会社が行う体制をとっています。また、販売に関しては、概ね販売子会社が行う体制をとっていますが、一部地域の顧客に対しては、当社が直接販売しています。 各事業における当社グループの位置付け等は次のとおりです。なお、「第5 経理の状況 1 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一です。 ※研究ネット注:「第5 経理の状況 1 (1)連結財務諸表 注記事項」については、有価証券報告書をご参照ください。
(平成28年3月31日現在)
【カーエレクトロニクス】 カーナビゲーションシステム、カーステレオ、カーAVシステム、カースピーカー <製造> 当社、東北パイオニア梶Aインクリメント・ピー梶APioneer Automotive Technologies, Inc.(米国)、 Pioneer Electronics Asiacentre Pte. Ltd.(シンガポール)、Pioneer Manufacturing (Thailand) Co., Ltd.(タイ)、 Pioneer Technology (Shanghai) Co., Ltd.(中国)、Pioneer do Brasil Ltda.(ブラジル)、Pioneer (HK) Ltd.(中国) <販売> 当社、パイオニア販売梶APioneer Electronics (USA) Inc.(米国)、Pioneer Automotive Technologies, Inc.(米国)、 Pioneer Europe NV(ベルギー)、Pioneer RUS Limited Liability Company(ロシア)、 Pioneer Electronics Asiacentre Pte. Ltd.(シンガポール)、Pioneer Manufacturing (Thailand) Co., Ltd.(タイ)、 Pioneer China Holding Co., Ltd.(中国)、Pioneer International Latin America, S.A.(パナマ)、 Pioneer Gulf, Fze.(アラブ首長国連邦)、Pioneer do Brasil Ltda.(ブラジル)
【その他】 ブルーレイディスクドライブ、DVDドライブ、CATV関連機器、FA機器、地図ソフト、 電子部品、スピーカーユニット、有機ELディスプレイ、EMS(電子機器受託製造サービス)、 DJ機器(生産・販売受託)、ホームAV(生産・販売受託) <製造> 当社、東北パイオニア梶Aパイオニア・マイクロ・テクノロジー梶Aインクリメント・ピー梶A潟pイオニアFA、 東北パイオニアEG梶Aパイオニアデジタルデザインアンドマニュファクチャリング梶A Pioneer Technology (Malaysia) Sdn. Bhd.(マレーシア)、Pioneer Technology (Dongguan) Co., Ltd.(中国) <販売> 当社、東北パイオニア梶Aパイオニア・マイクロ・テクノロジー梶Aインクリメント・ピー梶A潟pイオニアFA、 東北パイオニアEG梶Aパイオニアデジタルデザインアンドマニュファクチャリング梶A Pioneer China Holding Co., Ltd.(中国)、Pioneer (HK) Ltd.(中国)
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当社グループの研究開発は、主に当社を中心に行っています。 当社は、主にカーエレクトロニクス事業の将来を見据えた研究開発を行っています。従来からの強みである光学技術や信号処理技術、情報処理技術、デバイス開発力などを応用しシステム化する技術に加え、今後の車載機器に関する新たな技術として、各種センシング技術、ネットワークサービス、地図データの高度化、ドライバーモニタリングやHMI(ヒューマン・マシン・インターフェース)の技術を発展させ、来るべき自動運転の普及と発展に貢献することで、事業の成長を図っています。 また、医療・健康機器関連や有機EL照明など、次の事業の柱となるべき新規事業の育成に向けた研究開発にも積極的に取り組んでいます。 さらに、大学や公的研究機関、他企業との共同研究も積極的に推進し、イノベーションの実現と研究開発のスピードアップに取り組んでいます。 当連結会計年度における主な活動および成果は次のとおりです。 (1) 3D-LiDAR(※)(ライダー)センサー 世界各国で自動運転に向けた取り組みが進められる中、当社は2015年9月、光ディスク関連技術などを駆使した3次元走行空間センサー「3D-LiDAR(ライダー)」の車載実証実験を開始しました。これは、レーザー光で周辺状況をリアルタイムかつ詳細に把握するセンサーで、数十メートル先の物体までの正確な距離の測定や形状把握などが可能なため、将来的に自動運転車に不可欠なシステムになると言われています。 当社は、高性能・低価格・小型化された「3D-LiDAR」の実現を目指してまいります。 (※) LiDAR: Light Detection and Rangingの略称 (2) 高度化地図“データエコシステム” 当社は、自動運転に必須となる「3D-LiDAR」と、3次元の詳細な情報を持つ精度の高い地図データであり、自動運転の中核を担う「高精度地図データ」をともに供給できる強みに加え、アライアンスの活用により、自動運転向けの地図を効率的に更新・運用する「高度化地図“データエコシステム”」の構築と事業化に取り組んでいます。 なお、当社は2016年5月に、位置情報クラウド企業のHEREと“データエコシステム”の構築に向けた実証実験を行うことに合意しました。 (3) ドライバーモニタリング ドライバーモニタリングは、生体情報を検知する様々なバイタル(生体)センサーを使い、ドライバーの身体状態を推定する技術です。将来の自動運転の実現になくてはならない技術として、近年、注目度が高まっています。当社は、ドライバーモニタリングに必要とされるセンサーからアプリケーションまでの技術を一貫して提供することを目指し、研究開発に取り組んでいます。 自動運転車は、部分自動運転から実用化が進むといわれています。部分自動運転では、自動運転から手動運転への切り替えの際、ドライバーが運転可能な状態かを事前に判断する機能が不可欠です。自動運転は人的ミスによる交通事故を減らすことを目的として開発されており、これに起因する新たな事故があってはなりません。そのため、ドライバーモニタリングは自動運転の実現に向けた重要な基盤技術の一つと位置づけられています。 また、ドライバーモニタリングは車室空間の快適性向上でも期待されています。ドライバーの関心事を車載システムが先読みしやすくなり、より最適なタイミングと手段でコンテンツを提供できるようになります。 当社ではバイタルセンサとして、視線や顔の向き、姿勢を検知するカメラセンサ、心電を検知するハンドルセンサ、脈拍を検知するシートセンサの開発に取り組んでいます。 ドライバーの身体状態推定技術では、主に運転中の眠気、疲労、緊張の検出技術の開発に取り組んでいます。眠気の検出では、当社は自律神経系に着目し、心拍や脈拍の変化から眠気予兆を高精度に検出する技術の開発を進めています。また、不快に感じない無自覚の領域から音や振動等の刺激により、ドライバーを良好な身体状態に改善、維持する技術の開発にも取り組んでいます。 (4) テラヘルツイメージング 当社は、テラヘルツ波を用いて物体内部の様子を映像化するイメージング装置の研究開発に積極的に取り組んでいます。テラヘルツ波は、光のような直進性と電波のような透過性を兼ね備えた電磁波です。布や紙、木、プラスチック、陶磁器を透過する一方、金属や水は透過しないという特性を持っています。また、テラヘルツ波の特性を活かしたイメージング技術は、工業製品の品質管理、文化財やインフラ構造物等の非破壊検査、危険物検知などのセキュリティ検査、医療といった幅広い分野への応用が期待されています。 当社が開発したテラヘルツイメージング装置は、その優れた解析性能に加え、小型で持ち運びがしやすく計測も簡便です。これらの特長が評価され、2016年の2月末から3月に実施された独立行政法人 奈良文化財研究所による国宝 高松塚古墳壁画の保存状態調査における劣化状況の確認に、当社のテラヘルツイメージング装置が、国内メーカーで初めて使用されました。 今後は、インフラ構造物の非破壊検査や危険物のセキュリティ検査への応用も視野にテラヘルツイメージング技術の研究開発に取り組んでまいります。
なお、当連結会計年度におけるセグメントごとの研究開発費は次のとおりです。
【セグメントの名称】 【金額(百万円)】 【前期比(%)】 カーエレクトロニクス 17,807 8.1 その他 3,745 △60.0 全社 (注) 3,252 38.2 合計 24,804 △12.0
(注1) 全社は、主に当社の要素技術研究および応用開発に関する費用です。 (注2) 当連結会計年度にセグメント変更を行っており、前期比については過年度を組み替えたものと比較しています。
【研究開発】
カーエレクトロニクス
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2012年3月 |
2013年3月 |
2014年3月 |
2015年3月 |
2016年3月 |
売上高 |
270,785 (100%) |
312,568 (100%) |
348,075 (100%) |
355,591 (100%) |
351,293 (100%) |
研究開発費 |
19,920 (7.4%) |
19,266 (6.2%) |
15,582 (4.5%) |
16,470 (4.6%) |
17,807 (5.1%) |
従業員数 |
14,807 |
14,457 |
13,524 |
12,838 |
11,637 |
その他
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2012年3月 |
2013年3月 |
2014年3月 |
2015年3月 |
2016年3月 |
売上高 |
- |
- |
- |
146,085 (100%) |
98,337 (100%) |
研究開発費 |
- |
- |
- |
- |
3,745 (3.8%) |
従業員数 |
- |
- |
- |
- |
4,691 |
全社(共通)
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2012年3月 |
2013年3月 |
2014年3月 |
2015年3月 |
2016年3月 |
売上高 |
- |
- |
- |
- |
- |
研究開発費 |
3,893 |
3,977 |
2,726 |
2,353 |
3,252 |
従業員数 |
1,063 |
1,144 |
972 |
818 |
718 |
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※この情報は有価証券報告書から転載しています。
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