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化学系の用語加水分解

【加水分解とは】

加水分解(hydrolysis)とは、化合物が水と反応することによって起こる分解反応のことを言い、水解とも呼ばれます。 極性を持つ化合物(AB)が水()と反応すると、水分子は、水素イオン()と水酸化物イオン()とに分割
され、は陽性であるAと、は陰性であるBと結合します。
AB+H2O→AOH+BH

例として、酢酸ナトリウムの加水分解反応を示します。酢酸ナトリウム(COONa)の分子が水に溶解すると、酢酸イオン(CO)とナトリウムイオン()に分解します。
酢酸イオンはそのままでは安定度が低いため、水分子()から水素イオン()を奪い、これと結合して安定度の高い酢酸分子(COOH)に変わります。
一方、ナトリウムイオンと水酸化物イオンは、互いに結合することにより水酸化ナトリウムを生成します。水酸化ナトリウムは強アルカリで電離度が高く、溶液中ではイオンに分離した状態で存在します。
CH3COONa→CH3COO+Na
CH3COO+Na+H2O→←CH3COOH+Na+OH

また、酸とアルコールの脱水縮合により生成した酢酸エチルのようなエステル(-COO-)化合物は加水分解によりもとに戻ります。なお、脱水縮合とは2つの分子からHおよびOH基を取り去り、2つの分子を結び合わせることをいいます。
CH3-C-O-C2H5+H2O→CH3-C-OH+C2H5OH

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