研究用語辞典

動物実験とは

生物学系

最終更新日:2023.04.17

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動物実験とは

動物実験とは、新しい薬や農薬の開発・研究時に必要な、動物を使った実験のことです。
主に、その薬品の効果を試すための実験と、安全性(毒かどうか)を試す実験の2種類があります。
医薬品、薬品、化粧品や食品添加物の他に、あらゆる物質の安全性や有効性、操作の危険性を研究するために行われます。目的とする薬品をエサに混ぜて与えたり、注射したりします。用いられる動物は、マウスやラットが最も多く、場合によっては、ウサギやブタ等も使われます。

動物実験が行われる例

動物実験が行われる分野は多岐にわたりますが、まず基礎研究では生理学、神経学、認知脳科学、心理学、発生学、分子生物学や分子遺伝学等があります。一方、応用研究では、病気の発生や進行を、動物で人工的に再現して研究します。
また、安全性や有効性の試験も行います。人間のための薬だけではなく、動物のための薬でも試験研究を行います。さらに、農薬や食品添加物等の化学合成物質の安全性を試験するときにも動物を用います。

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