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胚性幹細胞(ES細胞)とは

生物学系

最終更新日:2023.04.17

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胚性幹細胞(ES細胞)とは

着床前の胚盤胞期胚中に存在し、将来胎児を形成する内部細胞塊(ICM)から樹立された細胞株で、外胚葉、中胚葉、内胚葉のどの胚葉系にも分化できる多分化能を有している。
また、分化抑制物質の存在下、またはフィーダー細胞との共培養により正常な核型を保持しながら、未分化のままでの増殖・培養が可能である。

  • 受精卵の一段階である胚盤胞から取り出した内部細胞塊から単離された細胞。
  • 様々な組織や臓器の細胞に分化する能力(多分化能)を持ち、ほぼ無限に増殖させることができるため、再生医療への応用に注目されている。
  • ES細胞の採取には受精卵を用いるため倫理的な問題を抱えている。
胚性幹細胞(ES細胞)とは

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