研究用語辞典

吸着量測定法とは

化学系

最終更新日:2023.04.17

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吸着量測定法とは

吸着とは、気相または液相中の物質がその相と接触するほかの相(液相または固相)との界面において、相の内部と異なる濃度を保って平衡に達する現象のことである。吸着量測定とは、その液体や気体中に溶け込んでいる物質が別の液体や固体の表面にくっつく量を測定する方法で、工業的に、細孔を多くもつ素材で用いられることが多い。

重量法
測定原理や実験方法は比較的容易で、吸着等温線測定法として広く用いられてきた方法だが、正確な吸着量データを得るためには高度な技術を要する。
定容法
測定系の容積を精密に測定し、測定系の気体圧力の変化量から気体の状態方程式を用いて吸着量を求める。サンプルの取扱いは重量法に比べて容易である。

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