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バイオ系の用語実験で用いる水

【実験で用いる水とは】

実験に用いる水には、様々な純度の異なる水が用いられています。

イオン交換水 / 脱塩水 水道水や蒸留水をイオン交換樹脂によりイオン除去した水です。
蒸留水 イオン交換水を沸騰・気化させた後、蒸気を冷却して収集した水のことをいいます。
(比抵抗値 1〜3MΩ・cm程度)
純水 Reverse osmosis(RO:逆浸透)膜処理、MilliQ装置処理、蒸留処理、イオン交換処理等の方法を用いてイオン除去した水です。
(比抵抗値 1〜10 MΩ・cm程度)

【バイオ実験で使用する水の例】

(1)タンパク質化学実験・生化学実験 → イオン交換水、純水
酵素反応やプロテインアッセイ(タンパク質定量)等には金属や有機物が影響するため、これらの物質を除去した水を用います。

(2)DNA関連実験 → 純水・超純水を滅菌して用いる
DNAの複製を阻害する重金属のCu、Hgや、ヌクレアーゼを活性化させ核酸を壊すMg2+イオンを含む水を使用できないため、金属や有機物を除去した水を使用する。さらに、オートクレーブ滅菌によりヌクレアーゼを除くことが重要となります。

(3)培養 → 細胞の種類によって異なる
バクテリアの培養には、イオン交換水や蒸留水をオートクレーブ滅菌して用います。動物細胞培養には、超純水もしくは純水をオートクレーブ滅菌して用います。

【参考文献】

大藤道衛(2006)「最適な実験を行うためのバイオ実験の原理」(株)羊土社 p.134

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