殺菌とは
殺菌とは病原性や有害性を有する糸状菌、細菌、ウイルス等の微生物を死滅させる操作のことをいいます。
病原体の除去(感染症の予防)、食品の鮮度保持、等が主な目的です。また、除菌とは対象物から菌を減らすことです。
滅菌とは
滅菌とは有害・無害を問わず、増殖性を持つあらゆる微生物(主に細菌類)を完全に殺滅または除去する操作のことをいいます。
- 乾熱滅菌
- ガス式または電気式の機械を用いて、乾燥させたまま160~180℃くらいの熱で滅菌を行います。ガラスや金属製品等の滅菌に幅広く使用されています。
- 蒸気滅菌
- オートクレーブが用いられます。2気圧の飽和水蒸気によって温度を121℃に上昇させ、15~20分間処理することで、対象物の水分を保持したまま、しかも乾熱滅菌より低い温度、短い時間で滅菌を行うことが可能です。
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