研究.net

研究.net ホーム > 研究用語辞典 > クロスリンカー

研究用語辞典トップに戻る

バイオ系の用語クロスリンカー

【クロスリンカーとは】

クロスリンカーはタンパク質やDNAなどの生体分子に他の分子を人為的に結合させたいとき、リン酸基、メチル基、アセチル基などの小分子と生体高分子は直接反応することができます。しかし、立体構造や反応部位の置換基の組み合わせ等の問題で、両者間で前述のような有効な結合ができない場合には、クロスリンカーを用いることで両者を結合させることができる場合があります。クロスリンカーとは、生体高分子と小分子を結ぶ紐とイメージしていただければわかりやすいです。紐の両端には置換基があり、その置換基がそれぞれ生体高分子、小分子と結合するのです。また、この手法は高分子同士にも用いられることがあります。さらに、紐が長いものを特にスペーサーといいます。
代表的なクロスリンカーとしては、グルタルアルデヒド、DST、SPDP、DSGなどが知られています。それぞれ、結合できる置換基がことなっているので。必要に応じて使い分けなければなりません。
バイオ実験でクロスリンカーを用いる場合にはそれぞれ最適の反応条件があるため、一般的にリンカーが多すぎたり少なすぎたりしないよう、最適な量を確認してから用いなくてはなりません。さらに、どの部位にどのような状態で結合するのか、可能性を十分に考慮して用いることが重要であり、必要に応じて確認する必要があります。

<クロスリンカーとスペーサー>

クロスリンカーとスペーサー

【参考図書】

・バイオ研究者が知っておきたい化学の必須知識
発行所:(株)羊土社
著者:斉藤勝裕 P.165〜166

研究職の派遣・求人情報はWDB

バイオ・化学など研究職の求人情報を掲載中

新卒・第2新卒の研究職正社員はWDBエウレカ

研究職のキャリア形成を戦略的にサポートする

PAGE TOP
ホーム
企業R&Dデータベース
研究用語辞典
研究費公募情報
研究イラスト素材
お仕事図鑑
WDB.com 研究職人生をフルサポート eureka 新卒で研究職正社員になる! キワメ先生の進路相談室