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化学系の用語緩衝作用

【緩衝作用とは】

ブレンステッド酸(あるいはブレンステッド塩基)及び、その共役塩基(あるいはブレンステッド酸)が、同濃度で存在している希薄溶液では、系中に強酸あるいは強塩基 が少量加えられても、それによるpH変化に対抗する作用が存在する。これを緩衝作用といい、緩衝作用を有する溶液を緩衝溶液(バッファー)という。

【例:リン酸バッファー】

KH2PO4及び、K2HPO4を等モル含むリン酸緩衝溶液(リン酸バッファー)中では次の酸解離平衡が実現している。 H2PO4-がブレンステッド酸であり、HPO42-が共役塩基である。

H2PO4 + H2O ⇔ H3O+ + HPO42-

このリン酸バッファーのpHは定数であり7.21である。従って、リン酸バッファーはpH=7(中性域)で緩衝作用を有する。もし、あるサンプル(水溶液)のpHを中性に保ちたいの なら、サンプル中にリン酸の共存が許される限り、リン酸バッファーを溶媒として用いてサンプルを調整するとよい。

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