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化学系の用語律速段階(反応速度論)

【律速段階(反応速度論)とは】

ある化学反応が逐次反応(A(原料)→B→C→D→E(生成物)のように、流れ作業のように逐次的に反応が進行する反応のこと)の時、この逐次反応の速さ(原料から生成物が出来るまでの反応速度)は最も反応速度が小さい段階に支配される。この反応段階を律速段階という。

【律速の例】

● メバロン酸経路の律速酵素の阻害剤スタチン
肝臓中におけるコレステロールの生合成反応は、メバロン酸経路と呼ばれる逐次反応であり、その逐次反応は、HMG-CoA還元型酵素が関与する段階が律速段階である。 高コレステロール血症の原因であるコレステロールの生成を抑制するには、律速酵素の HMG-CoA還元型酵素の働きを阻害すればよい。この阻害剤がスタチンであり、日本の多くの製薬企業が製造販売している。

● 実験を早く終わらせるためには?
ある社員が配属先でHPLCを使って実験し、データを取るとする。実験を早く終わらせるために、綿密な計画を立てて、サンプルもきちんと準備をして、いざ実験室に行ったが、HPLCのコンディショニングを忘れていて、実際に実験が使えるようになるのはあと1時間後である。この際、実験終了の律速段階はHPLCのコンディショニングである。

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