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バイオ系の用語RI

【RIとは】

RIは放射性同位元素(ラジオアイソトープ)の略称です。
陽子(ようし)の数が同じで中性子(ちゅうせいし)の数が異なっている原子の仲間のことを同位元素(アイソトープ)と言いますが、その中でも自ら放射線を出して他の種類の原子核に変わる原子のことをRIと呼びます。RI実験ではこの放射線が目印になるわけです。

【実用動向】

例えば、体の中に入れた薬が今どの臓器にあるのか?ということを体の外から見ることは難しいですが、あらかじめ薬に“目印”を付けておき、体の外から“目印”を検出する機械で調べれば、その薬が移動する様子を知ることができ、病気の診断や治療に役立てることができます。
この“目印”に“RI”を使って、薬の動きや効果を調べる実験を“RI実験”といいます。

【補足】

(1) 化学の授業で、「原子」は陽子と中性子が集まってできた原子核(げんしかく)の周りを電子が運動しているという話を聞いたことがある人もおられるのではないでしょうか?
例えば、窒素原子の原子核は、7個の陽子と7個の中性子からできていて、その周りを7個の電子が運動しています。
しかし、同じ窒素原子でも中性子の数が9個のものもあり、その場合、自然に壊れてまったく別の酸素原子(陽子8個、中性子8個)に変わってしまいます。このときに原子核から放射線が放出されるのです。
(2) 「放射線を出すものを体に取り込んで平気なの?」と思われるかもしれませんが、上記のように、放射線を出していた原子はある程度の時間が経つと自然に放射線を出さない他の原子に変わるので、適量を守って使えば人体に影響はありません。

とはいえ、放射線を出す物質を取り扱うのにはやはり注意が必要なので、放射線を出している物や取り扱っている場所の扉や地図には、必ずこのマーク(右図)が付いています。
レントゲンも放射線の一種であるX線を使って体の中を撮影するので、病院のレントゲン室にはこのマークがついているのです。

放射線マーク
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