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バイオの用語過酸化物

【過酸化物とは】

無機化学においては金属とO22-からなる酸化物を指し、有機化学においてはペルオキシド構造(-O-O-)を持つものを指す。どちらも取り扱い、保存に注意が必要である。
以下にこの二つの酸化物について説明を行う。

【無機酸化物 (例 : Li2O2、Na2O2、MgO2、ZnO2等)】

強力な酸化剤であり、通常は極めて不安定である。不燃性ではあるが加熱や衝撃により酸素を発生させ、燃焼を促進させる。また、水と反応し発熱するため、消火の際も直接注水はしてはいけない。

保存法 : 水分、火気、衝撃、可燃物、強酸を避けて密栓し、冷所に保存する。

【有機酸化物 (例 : ジエチルエーテルペルオキシド等)】

ペルオキシド構造の-O-O-間の結合は開裂し、ラジカルを形成する。この性質からラジカル重合の触媒に用いられる。ほとんどのペルオキシドは引火性、爆発性を持ち、さらに揮発性も持つ事も多く、危険である。また、液体エーテルの多くは空気、光、金属の存在下で徐々に酸化 し、ペルオキシドを形成することがあり、長期間空気にさらしたエーテルは注意が必要である。

保存法 : 火気、衝撃、摩擦を避け、乾燥させないようにし、強酸、有機物と接触させないようにする。密栓(※1)をし、日光の当たらない換気のよい冷所に保存する。

(※1)化合物によっては密栓すると危険

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