研究用語辞典

アミノ酸とは

生物学系

最終更新日:2023.09.14

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アミノ酸とは

タンパク質は高分子のポリマーで、加水分解によってアミノ酸という単位物質のモノマーとなります。 アミノ酸はカルボキシル基の隣のα炭素にアミノ基をもつカルボン酸です。一般的なアミノ酸の構造は図の通りです。Rの部分が側鎖と呼ばれ、各アミノ酸の性質を決める部分です。

アミノ酸の構造式

図:アミノ酸の構造式

人間は、体内でタンパク質中に見出される20のアミノ酸のうち10種類(G, A, Y, P, S, C, N, Q, D, E)を合成することができます。残りの10種類のうち9種類(V, L, I, M, F, W, T, K, H)は、生涯食物によって補給する必要があります。またアルギニンは体内で合成されますが、急激な成長期の子どもの必要量には足りません。 この体内では合成されない(足りない)、10種類のアミノ酸を必須アミノ酸といい、10種類の必須アミノ酸を全て含んでいるタンパク質を、Adequate Proteinといいます。

各アミノ酸の特徴

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